ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

世界は理不尽に満ちている

ロゴスの小径へようこそ。

突然ですが今日、iphoneのタッチパネルが突然動かなくなりました。
OSのアップグレード後にはよくあることらしいのですが

とりあえず再起動しよう、と電源長押し・・・って
前ならこれで切れたのに、
アップグレード後は

スライドして再起動

キャンセル

を選ばないとダメで、・・・って
タッチパネルが動かないから再起動なのに、
画面をスライドできないじゃん!!!!!

なんというか・・・
バカみたい・・・。

焦りますねえ、iphone無いと。

なおす方法も調べられないし
ショップの開店時間も調べられない。
しかたなく仕事先へ早くいってPCで検索。

で、なんとかなったのですが。
(ちなみに電源二か所を一緒に長押し)

なんだか、世の中そんなふうになってきているような
気がしてなりません。

画面が動かない、でもなおすためには画面を動かさないとだめ、

みたいな。


きっとこれは神様が取り替えろ、って言ってるのね

と思えばいいかww



さて私たちは
「正しいこと」や「善」のようなものの定義はできないのですが
知っているような気はしますよね。

例えば
勉強をするのは正しい
運動をするのは正しい
部屋をキレイにするのは正しい
寄付するのは正しい

などなどなど。

それは
私たちの中に
神様がいる証拠。

奴隷制度がなくなったり
男女同権になったり

私たちはだんだん
正しい道を進んでいる。

それは神の世界にむかって
正しいこととは何か、を
先天的に知っている証拠。


そんなふうにキリスト教が本気で信じられていた時代の
哲学者たちは考えました。

しかし
その説はなりたたないのは
紀元前、アリストテレスの時代からわかっていました。

なぜなら

私たちは正しいこと、を知っている。

例えば
もう少しお酒飲みたいな、ケーキ食べたいな、と思っても
そこでやめた方が正しい
遊んでいないで勉強した方が正しい
なども。

にも関わらず、私たちはそれを実行できない。
神様の期待に応えられない。

正しいとは何かを知りつつもなぜ実行できないのか、という問いは
解けていないそうです。


犯罪者の考える正義の話をご存知ですか?

例えば
泥棒を重ねる犯罪者が
空き巣に入られたら?

当然怒りますよね。
あるいは警察に届け出るかもしれません。

つまり何が正しいかを知っているのです。
知りつつもできない、ということです。


神様の創った完璧な世界は
なんて理不尽なんでしょうね。

だからこそ人間の造ったものなんて

再起動すればなおるかもしれないiphoneのタッチパネルも
タッチパネルを使わないと再起動できない、
のような理不尽に満ちていて当然ですねw


いかがでしたでしょうか。
なんでもかんでも哲学的に思考してしまう昨今w
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