ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

幸せの青い鳥

ロゴスの小径へようこそ。

子供時代、本当に本が好きでした。

しかしその意味が理解できなかったことも多くて
そのことをふと思いだすと

自分てなんて頭が悪い子供だったんだろうと
ちょっと情けなくなっていたのですが

最近気づきました。
子供時代から自分は、思考する子供で
納得がきちんといかないものが嫌いだったのです。

「なんとなく、そんな感じ」で済ませるのがいやだったようです。


理解できなかったのは
「幸せの青い鳥」

今から考えたらそれはそれは深い哲学の問いであり
幼稚園程度の子供にわかるわけがなかったので
納得できないまま

そんな感じ、でおいておけなかったようです。

なぜ幸せは見つからないのか。
なぜつかまえた青い鳥はそのとたんに姿を変えるのか。


キモは、青い鳥が幻でつかまらない、ではなく
つかまえると姿を変えてしまうことでした。

私にはそれが謎でした。


幸せは

幸せ、と思って手に入れた瞬間に
死んでしまうものなんです。

つまり、

何をかごにいれても同じです。

つかまえた瞬間にそれは
すでに自分の持っているもの
追い求めるものではなくなります。

恋や夢やそういった幸せなものたちは
手に入れた瞬間に
死んでしまうわけです。


だからまた青い鳥を探しに出かける必要があるのですが



過去にも
未来にも
幸せの花園にさえいない

青い鳥。


それを追い求めている状態のときだけ
青い鳥は青い鳥になるというのは
なんという皮肉でしょう。


つまり幸せとは
努力しても手に入るものではなく

幸せに「なる」しかない、ということなのですが。



いかがでしたでしょうか。
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