平等という残酷
ロゴスの小径へようこそ。
世界は不平等にできています。
人の上に人を作らず
人は平等
職業に貴賤なし
そんな言葉がわざわざあるのは、
実際はその通りではない証。
当然のことはそういう「標語」にはならないものです。
以前も書きましたが
子供に等しく同じだけの
夢を叶えるチャンスがあると思うのは間違いで
まずは親の教育程度によっても当然左右されますし
当然、親の経済状況も大きく影響されますよね。
その他にも
背が高いとか
美しいとか
いろんな不平等があったうえで
成功不成功があります。
とか書くとむっとする人もいますがｗ
でも真実ですよね。
このことはたまに書いていますが。
しかし今日、カントの思想を読んでいて
更に怖い真実を知ってしまいました。
人間は平等だというのです。
そう
確かに 人間 という 素質自体は
同じに私たちは生まれているのです。
もちろんいろいろな差はありますよ。
けれど逆境にあっても成功するような人が確かにいる以上
彼とあなた（そして私）の差は
自分がどうすべきか、に向かって生きてきたかかどうかだけの差だと
言えてしまうわけです。
家が貧しかった
親がどうだった
なんて全て「言い訳」です。
あなたはあなたの力で
欲しいものを手に入れればよかった。
ただそれだけです。
やった人と
できなかった人の差は
やったか
やらなかったか
です。
すべき
ことをしたのか
すべきと思いつつしなかったのか
それだけです。
・・・
私はこれを完全否定できない。
平等だと言われる方が実は残酷だったなんて。
世の中は不平等なんだと
だからしかたないんだと
そう思って自分を慰めるほうが楽ちんだったんですねえ・・・。
恐るべしカント先生。
・・・
勉強しよっと＾＾；
いかがでしたでしょうか。
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