ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

空気を読む人

ロゴスの小径へようこそ。

世の中には「空気を読める人」とそうでない人がいるようです。
「空気を読めない」とされている人は集団には溶け込みにくかったりして。

きれいごとを言えば
誰とでも仲良く、
差別はいけない、

ですが

社会に出てもやはり
好かれる人とそうでない人がいて

そのポイントの一つは
空気が読めるかどうか

にかかわっているような気がします。


とはいえ
空気を読むための定義というのは存在しません。

つまり、
こういう人が空気を読む人です、というような
how to本はない、ということになります。

状況によってもすごく違いますもんね。

空気が読めなくても素直でかわいくて
本物の天然、と呼ばれるようないい子は
好かれますし
(本当にいますよね、そういう人って)

だから空気が読める=好かれる

ではないのですが



ところで空気は読まなくてはいけないものなのでしょうか?

空気を読んで
ここはでしゃばらずにいよう
ここは黙っていよう
ここは折れよう


いえそんな必要はありません。

嫌われると言うリスクを背負うのなら
空気を読んで行動する必要はないんです。

けれど

空気を読めない人は結局

故意に空気を読まない、こともできませんよね。


なので空気を読んだ上で
それに反する行動をすることになるので
勇気がいります。

けれど


ちょっとわかる気がしませんか?


相手は今こう思っているだろう、でも
敢えてこう言って怒らせることで嫌がらせてやろう

みたいな。

あれって空気を読みつつも
敢えて空気を読めていないふりをしてるわけですよね。



とはいえ
結局
空気を読む、とは

人間関係に臆病な人、
気をつかってきた人が
勝ち取ったもの、と言えるかもしれません。


周りの人の反応や
自分だったらどう感じるのか、などを
意識して学んでいくものだからです。



なんで突然こんな話を、というと


アリストテレスもやはり
こんなようなことを言っていると知ったからです。

その 人付き合いの方法は(これを「気前の良さ」と呼んでいます)
やはり、教えることもできないし
定義をあげたところでどうしようもない、と。

子供時代からの教育と経験がものを言う、ということになり

大人になってからどうこうしようとしても
どうしようもないですね。

投げられた石は戻せない、と言うように。


そんな昔から人間て
本当に変わっていないんですね。


実際、科学は進歩しましたが
人間の知能というのはほとんど変わっていないそうです。



少し前に
「空気を読む必要はない」と書いたことがありましたが

空気は、必要に迫られなくても読める人には勝手に
読めてしまうものですよね。

けれど、
それ(空気を読んでまわりにあわせる、など)を行動に移すかどうかは
自分のチョイスということになります。


まあ、どうすべき、というものは全くありません。


どう生きようと
人はかならず死にますから

自分が楽しい方を選べばいいだけです。



いかがでしたでしょうか。

更新の励みにしております。
よかったら応援クリック、よろしくお願いいたしますm(__)m


人気ブログランキングへ

もうハロウィンか〜〜〜〜!!