ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

考えないと生きられないこと

ロゴスの小径へようこそ。

世界(宇宙も含めた)はビッグバンから始まった。
それがどんどん、いまも膨張を続けていて
宇宙はどんどんひろがっている。

私たちはそんな中の星のひとつに住み、
すべてのものは、ものすごく小さい
素粒子のようなものの集まりでてきている

その配列で原子が変わり形も変わる。


という「説」「世界観」で私たちは生きています。


そう
そんな「事実」「真理」は

証明されていないのです。

それどころか「客観的な世界」つまり

自分がいなくても世界は存在するのか

ということさえ
わかっていないんです。

誰か他の人が死んでも
地球は変わらず存在している

だから世界は確かに存在する

という感じがしてしまいますが


それはあなたではなく
他人が死んだ場合の話。

自分が死んだ時にどうなるかは
誰も教えてくれないし
自分もその日が来るまでは
知りようがありませんよね。


宇宙が膨張しているとして、
その膨張の先は「無」なのでしょうか?

しかし「無」とは何か?


それもわからないのです。


そんな不確かな世界。
そして考えても答えはない。

けれど考えてしまう。



いま、大学で
古代日本史を学んでいます。

その先生に
「卒論、ひいては人生の問いは
考えないと生きていけないと思うようなテーマにする」

というようなお話をお伺いしました。

考えないと生きていけないというような人生の問いを

あなたは持っていますか?


意味なんかなくてもいいんですよ
ただ、考えないと生きていけないこと。

そう考えてみると

日本の歴史のことや
未来の子供のこととか
現代の環境の問題とか
地球のこととか

私の場合は考えないと生きていけないほどではなくて

とういか

自分のこと以外に考えるのは
ごまかしでしかないように思えて。



自分が死ぬと言う事実に目をそむけて生きることを
ハイデガーは 剥落 と呼びます。

その状態から抜け出ない限り
生と向き合えないことになります。


宗教を信じて一生を埋めたり
天国を信じることで死の恐怖から逃れることもできない

しかし
まったく信じるものなしに毅然と生きてもいけない


そんなあなたに

私が学び取ったものをシェアしたい。
そんな気持ちで学んでいます。



ここのところ大学の勉強でブログのアップが難しくなってきました。
書きたいこともいっぱいあるのですが
しばらく勉強に専念したいと思います。


時間がとれたらまたアップしますので
よかったら覗いてやってください^^


ありがとうございました。(続く!)


瑠璃