ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

哲学とは何か

ロゴスの小径へようこそ。

哲学とは結局、「ある」とは何かを問うものです。

「ある」

とは即ち、

目の前に机がある、とか人がいる、とかそういうある、ではなく

そもそも「ある」って何?ということ


それはつまり、生きているって何?ということとも考えられますが。


無い ものとはつまり 無い ので
認識することもできない
(目に見える・見えないは関係なく)

幽霊が見える人、見えない人、なんて言いますが

そうではなくてそういう観念すら持てないのが 無い ということですよね。

とすると
この世のものは全て 在る
ということになります。


あるだけで満たされた世界。


それともビッグバンのように

ある の世界は、どんどん広がって 無い の世界に浸食していっているのでしょうか?


しかしその 無い という空間、その空間はあるということになってしまいますね。


そんなわけで
こんなこと考えても答えはありませんし、
いいこともない。幸せにもなれません。

だから ある ということについては
考えないことにしているのが
今の主流な哲学です。

それは細分化して

皆が幸せに暮らす方法を考えるような、倫理や
心を救うような 心理学
(もちろん脳科学などもベースは哲学)
なんかに発達していくわけです。



ある

のは神が作ったからだとするのが宗教ですが
宗教は現代の経済や、エコロジーなどの思想につながっていきます。

どちらにしても


そもそも 


ある

とは何か

なぜ 無い ではなく 在るなのか


という問い。

わかりますでしょうか・・・この部分。

これが気になってしかたのない人が
哲学の中の現象学という部分に関わって来ます。


つまりは

死 とは何か、とかなぜ死ぬのか、というか
自分がある日死んでしまってそこで「無」になるということ

そこに繋がってくるわけですが。


うまく説明できずにすいません・・・けれど
難しいのです、現象学

とはいえ

つきつめればやはり


ある

とは何かということなんですよね・・・


考えても仕方ない、ですよね。
わかっています。

けれど考えてしまうのが
哲学なんですよね。

より幸せに生きるためにとか
人間はこうあるべきとか

そういうのは哲学の根幹ではないんです。


世界が
おのれが

なぜ ある のか。

この一点だけが私たちの不思議なんですよねえ・・・


そんなこと考えても意味ない、と

はっきり言われたこともありますがw


むしろそのことで頭がいっぱいにならないと言う方が
私には不思議です。


宇宙の神秘とか海底の神秘とか人間の神秘とか

しかしそれ以前に

なぜ

ある

のか。


その神秘。


こうしてぐるぐる考えるのが哲学なんです。


答えはきっぱりありません。
答えだと思うものをつかんだとしてもそれはフェイクですw


考えてもしかたない、だからそんなことは考えずに
充実した人生を送ろう、というのが 実存主義ということになりますが

それもまたフェイクなんですよ。


同じようなことを考えてしまうあなた
人間は実は同じ悩みを抱えています。


この虚しさを

けれど、
一緒だからこそ同じ悩みだからこそ
乗り越えていける


というのもまたフェイクです!!(爆)


フェイクを「生き生きと」語る人を見かけますが

自己欺瞞に陥っている状態なんですよねえ・・・

そのまま幸せだと思い込んで死んでいければいいのですが。




いかがでしたでしょうか。

オチがないですがw
これこそ哲学の根幹なんです。
うっすらわかってしまうあなたは残念ながら哲学体質ですw



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