ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

「夢の実現」

ロゴスの小径へようこそ。

最近の若い人(平成生まれくらい?)は夢を持っていないそうです。
某国営テレビで以前リサーチしていたのですが。



気になったのが、それを否定的に話す人が多いことです。

今の若者は夢を持たない、と嘆くようなアレですねw


会社帰りに同僚や上司と飲みに行ったり
外食することも少ないとか。

不景気な時代ですからね。

でもそれっていけないことでしょうか?


戦争を体験した人が
その体験を抱えて(良くも悪くも)自分を形成してきたように

バブルを体験した人は
やはりその体験を内包したまま自分が形成されます。

その時代の価値観を押し付けることに意味はあるのでしょうか?




夢を抱いて
その実現のために 計画をたてて生きて行く

というのもまた幻想です。


いえ、私もそれをヨシとして育った世代ですから

そうは言ってもやはり
夢に向かって進んでいく方が正しいように思えてしまうのですが。


でも本当に
夢の実現のために進んでいくのが

「人間として正しい」生き方なのでしょうか???



強く願えば夢は叶う、

なんて


なんて残酷なフレーズが流行ってしまったんでしょうねえ・・・


強く願って夢が叶うのは

やるべきことをした人だけです。


まったく勉強もしないで
東大に受かりたいと強く願っても受かりませんよね。


やるだけのことはやりながらも
強く願う人が、更に力を発揮できるのではないでしょうか。


この「願っているだけ」という人のなんと多いことか!!(笑)


夢を実現すること=正しいとか幸せ

ではありません。


とはいえ、それを言い訳にするのであればやはり自己欺瞞ですね。

つまり

夢があるのに、夢の実現なんか意味がない、と言うのは欺瞞です。



ほんの数年前まで
私は夢の実現のために尽力していましたw


だからこそわかる虚しさ。

バカみたいでした。


とはいえ、負け惜しみや自分を騙すためにそういうのではなく

正確には夢が変わった、というのが正しいかもしれません。


私の本当に欲しいもの(夢)が
以前のようなものではないことに気付いたのです。


よくよく考えると私は

世間や 周りの人やテレビなんかで

「良い」とされているものを自分の夢にしてきたような気がします。



デザイナーという職業を選んだのも
そもそも流行っていた時代だった、というのが大きいですね・・・


結局自分の「本当にやりたいこと」なんか
その時代に影響された幻想みたいなもんなんですよね。



でもね。

それでも夢を実現したい人はすべきですよ。
そのために生きるのもまた一生ですから。


とはいえ。

夢の実現のために生きなくてもいいんですよ。


要は自分が「本当に」幸せな人生だと
感じられる方を選べばいいわけですから。


ここに気付くと


むしろ自分の本当の夢に気付いたりするわけです。


すると、実現するまでずっと苦しくてやっと実現、が幸せ
(日本人が大好きなパターン)

ではなく

そこに向かっている間も幸せ


という成功哲学の本に出てくる例のアレがw

よく理解できるようになります。




いかがでしたでしょうか。

励みにしております。よかったら応援クリック、よろしくお願いいたしますm(__)m


人気ブログランキングへ