ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

「選択」の重要さ

ロゴスの小径へようこそ。

あなたは今、「自由」ですか?
自由ってなんでしょうね?

働かなくても遊べるお金と時間があれば、自由と言えるかもしれません。
この時点で実現している人は少ないかと思いますが^^;

お金と時間があっても、
子供の面倒をみなくては・・・とか
勉強しなくては・・・とか

哲学的に厳密にいえば、
この世のすべてのことには自由がないとも言えます。

息しないと死んじゃう時点で
もう自由ではないですよねw

この世界の原理にがんじがらめになって
私たちは生きている。

痩せたければダイエットと運動するしかないし
ピアノがうまくなりたければ練習するしかない

因果の鎖にしばられているのです。

そんな中で私たちが自由になれるとしたら

「自分で選択すること」です。


カントの説だとここから実現不可能な話になるのですがw

ロゴスの小径ではもっとやさしくw


ソクラテスも言うように
人間は

吟味していきること
つまり選択して生きることに意味があるわけです。



最近、プロの目利きに依頼するというサービスが
流行っているそうです。

世界にはモノや情報が溢れすぎていて
自分で選びきれなくなったからだそうで


それはちょっとわかりますよね、
netで買い物しようとすると
品物がありすぎてあれこれあれこれ探してしまうし
口コミなんかも読んでしまうし

実際に買い物に行くよりも時間がかかるような
気がしてなりませんw

プロに頼んで選んでもらうことで
失敗はなくなるし時間は節約できます。


選んでもらうのは、お酒や本や服や・・・
いろんなものがあるそうです。


ここで、失敗することに意味があるとか
だからこそ人生がおもしろいんだとか

そこまでは私はいいませんがw
時間節約できるならいいじゃん、とも思えます。

けれど
ちょっと怖いな、と思いました。

多すぎる服の中から、自分で服を選びきれなくなってしまうし、
自分が好きなものを買うと、いつも同じになってしまう。
だからプロのスタイリストに服を選んでもらう、

するといつも選ばないような、しかも自分に似合う服を
チョイスしてくれるそうです。


自分に似合う服を選んでもらう。

自分が着たい服を選ぶ、のではなく。


女優さんにスタイリストがついているのは
「人に見せる」ためですよね、お仕事ですから。

でも私服は自分で好きな服を着ているのではないでしょうか。
自分で選んだ服を。



たかが服の話、といえばそれまでですが

いろんなものの選択を他人に任せるとどうなるのか
それは実はとても怖いことです。

政治のことがよくわからないから
誰かに頼まれた政治家に投票しようとか

医者の言うままに薬を飲み治療法を任せたり

テレビが「いい」というものを

皆が「流行っている」というものを
うのみにして

「洗脳」されているかもしれない、
いえ実際洗脳されていますよねw
まあ、私も含めてですが。


なので
これは本当なんだろうか、と
自分で吟味、選択することが必要なんです。

自由がない、とは何を意味すると思います?

自由がない、というのは奴隷です。
奴隷には選択の自由がないのです。

昔は奴隷制度があったのですが
人間は自由であるという法則がだんだん世界に行き渡ったのですが


自由な時間があっても働かなくてもお金を使い放題できても

選択を放棄したらそれは奴隷です。

ただしご主人は「世間」という
実はこの世に存在していない「なにか」。


とはいえ、別にだからって
服は自分で着たいものを着た方がいい、という話ではないですw

それも含めて選択ですからw


服の選択を任せている、と意識があるのなら
たいした問題ではないかもしれません。

けれど、その先になにか思惑があって
操作されているとしたら・・・
意識しないままに。


マスコミなど、知らずに操作されているというような思想は
紀元前、ソクラテスの時代からあったものです。


まあ、操作されて生きても
極力自由を目指しても

生きて死ぬだけですからw

それでいいのかもしれませんが。


いかがでしたでしょうか。

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