人生を変えた言葉1
ロゴスの小径へようこそ。
大学の講義で先生がお話してくださった
私の生き方、人生を変えた言葉をご紹介していきたいと思います。
今日は「結局○○でしょ」と言ってしまう時のこと。
なんだ、そんな言葉かー
もっと一言で人生を変えるような素敵な言葉がいいのにー
と思われるかもしれませんが、
耳触りがよく、人生を変えるような気分になる言葉は
実は浅いですw
その証拠に、聞いた時はいいな、と思っても
実行できていなかったりすぐに忘れたりしませんか?w
講義で先生方にお聞きした言葉は
本気で考えるとものすごく深く
私はしょっちゅう、繰り返し繰り返し
考えてしまいます。
「結局」という言葉、使うことありますよね。
「結局○○でしょ」
みたいな。
これ、とても危険なことだそうです。
物事は、真剣に突き詰めて考えたら
そう簡単に「結局」と言えるほど理解できるはずもなく
だから自分が「結局」と言う言葉を使った時は
何もわかっていないときだと意識した方がいいそうです。
結局、と簡単に言えないからこそ
あんなに哲学の本は分厚いんですよねw
いえ、哲学の本だけでなく
聖書も仏典も。
人生もそうです。
「結局」とつけるなら人生はすべて
「結局生まれて死んだだけでしょ」
に尽きます。
もちろん間違ってはいないのですが
それで「人生とは何か」を語れたことになるのでしょうか?
むしろ「何もわかっていない」と言えるのではないでしょうか?
これを意識してから、
自分でもたまに「結局」と言ってしまったり、
言わなくても思ってしまっていたりすることに気付きました。
そしてそんなときは立ち止まって考えなおすのです。
その一言で言えるほど、自分は理解しているのか?と。
数学の答えのように1+1=結局2
のように世の中はできていません。
いろいろな経緯も含めた上での「結局」です。
結局、で言い切れるものはとても少ないのです。特に
私たちのような学徒にとっては。
難しい話じゃないですよ。
「結局ここのケーキが一番おいしいよね」と言いたいなら
たくさんのケーキを食べ比べてからしか
言えないですよね。それと全く同じです。
3軒くらいを食べ比べた程度で、しかも自宅近所の
「結局」なんて言ったら笑われますよね、
日本中、世界中にはもっとおいしいケーキがあるのにね、と
結局、とうっかり思ったり言ってしまった時は
自分の思考の浅さに気付くチャンスというか試金石になりますねw
いかがでしたでしょうか。
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