ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

子供のような感性とは

自分の感性は子供です、みたいなことを
言っちゃう人がたまにいますが
(うわ恥ずかしい)



子供の感性はすごい


とか

それってどういう意味だと思いますか?


子供のすごいところ

それは

時間を気にせず遊べるということだそうです。
いろんな意味で。

遊びには(とくに子供の遊びには)意味がない。
目的もない。

脳の発達のため、とか言うのは大人がつけた論理で
(いや、生物学的にもそうなのかもしれませんが)

子供はそれを意識して遊んでいるわけではないですよね。



子供は自分の評価も目的も
時間も世界のことも他人のことも
なにも考えずに

自分の遊びに夢中になって楽しめる。


この感じ。

これは誰もが通ってきた径なんですが


大人にはもう戻れない場所です。


自分は子供の感性だ、なんて子供は思ったりしないし

そもそもそれを誰かに話したりしません。
だって話して
認めてもらって安心する必要がないから。
だって子供なんですからw


でも稀に子供のような人いますよね。
良くも悪くも。
そういう人は自分では気付いていないものです。

良くも悪くも、というのは

子供のような人って周りには迷惑だったりしますからw


でもそれでいいんです。
周りが迷惑だろうと関係ない。

あ、そうそう
寅さんみたいな人、ってイメージでしょうか。

寅さんって結構深い哲学を内包してるんだなあ・・・だからあんなに
人気があったんですね。
恋が成就しないところもポイントなんですが。



寅さんみたいに生きられるかというと
到底無理ですよね。

富も名誉も定住の場所さえまったく気に留めず
他人の評価も気にしない
もちろん周りの迷惑もw



ではもう私たちはあの「絶対的幸せ」な空間を取り戻せないのか?


そのヒントは「芸術」にあります。

もちろん絵という意味ではなく

創作のことですね。ニーチェは特に音楽を特別視していますが。



最近、複数の子供が描く絵を見る機会があったのですが
ぎょっとしました。

皆、似たような絵なんです。

教育関係の仕事をしている友人に話すと、
教師がそのように指導してしまうそうです。

こんな風に描きなさい、って。


むかあしの

戦前の日本の美術の教育ではそういうこともあったらしいです。

黒板に先生がリンゴを描いて
これを描きなさい、って!!!!


日本は何も変わっていないんですねえ・・・


という私も
芸術の意味がやっとわかりかけて来た感じです。


タメになるようなことを書きたいのに
学べば学ぶほど

そういうものは書けなくなってきちゃいました・・・^^;


そして
言えることはたった一つ

思考を惜しんではいけないということ。


子供のような感性の人なら
(そもそもそういう人はこういうブログ、読みませんw
無邪気にスピを楽しんで幸せに生きてます)

感性だけで生きてた方が幸せです。



けれど
ロゴスの小径を歩いてしまう人は
思考を深めないと救われません。

難しくないですよ?ただ、考えるだけ。
深く。



ところで、やっぱりスピリチュアル的なものを信じて
一喜一憂していた方が幸せなのでは、と思える人が
多いです。

そういう人は、思考しない方がいいですw





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