ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

予定調和

ロゴスの小径へようこそ。

またもや体調を崩し臥せっておりました。
哲学者の多くが、体が弱かったりするのですが

その気持ちがわかるというか

元気だったら思考なんかしてないで遊びまわって
呑んで動いて映画みて

そうしてごまかしてるうちに一生終えることができますもんねえ・・・


最近よく
「それは必然だった」とか
「そうなる運命だった」とか聞きますねー


特に悪いことがあったあと
いいことがあると

その悪いことは、いいことのために「必要」だったんだよ

とかね。

実際私もそう思うことはあります。


哲学に出会えたのは、本当に私にはラッキーでしたが
そこに至るまでには、とてもとてもつらい出来事がありました。

あれがなければ、哲学に至ることはなかったのは
疑いのない事実です。


まあ、過ぎてしまったことですから
そんなふうに考えてみると気も済むというものですし
それでいいんだと思います。


でもねー

論理的に考えたら

もしそれを信じるなら


全てのことは予定調和

つまり、神様(この場合どの神様でもいいです。宇宙でもいいし法則、でもいい)が
全ての運命を決めて

私たちはその通りに生きているということになります。


とすると

何の罪もなく被災した人とか
何らかの被害にあった人に

それはあなたの運命だから、


ということになりますね。


それに、未来から過去を振り返って点を線でつなぐようにしてみれば
必ずなんらかの原因があったかのように見えてしまいます。

つまり科学的でも論理的でもないんですよね。


そんなに厳密に考えなくても
都合のいいとこだけとって明るく考えたら?


と思うかもしれません。
もしそう思われる方は、スピリチュアルが向いてますよ。
そして私も、人にはそんな風にいいますw


でも
それができないで
どうしても極力客観的に事実を見つめようとしてしまう人、
つまり哲学的な人は


(哲学的、というと空想している人、みたいなイメージがありますが
きっぱり違います)

しかたないんですよねえ・・・




さてそんなことをつらつら考えて臥せっておりましたが

いよいよ大学での宗教学のクラスが始まりました。


どうしても簡単に内容を説明は無理なので

先生が話してくださったおもしろネタ、というかw


びっくりするような知らなかった話など
おいおい書いていこうと思います。



この世界に運命を決めている神様がいないという証明はありません。


けれど、
全てのことは予定通り、と言ってしまった瞬間

人間には成長もなくなります。

予定通りだからこのままの自分でいいや、と。



もちろんそれでもいいんです。


それが嫌な人だけ、神様の必然から逃れるようにw
必死にあがいて
自分なりの満足を得ればいいのですから。



いかがでしたでしょうか。


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27日は中秋の名月ですね!晴れるといいなあ・・・


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