「ぶれない」自分になれないなら
ロゴスの小径へようこそ。
数年前まで、「ぶれない」自分になりたくて
すごくそれを意識していました。
そのお手本となるような人との出会いがあったのがきっかけでした。
けれど私はいつも「ぶれて」しまう。
心に決めたはずなのに、いつの間にかそれから離れてしまうのです。
ぶれない自分になるにはどうしたらいいのか。
この話を以前知人にしたとき、
何かのセミナーで、「自分の気持ちをすぐに切り替える、
新しいことをしていくのが大事と言われたので、ぶれない、にこだわるのはおかしい」
というようなことを言われたことがあるのですが、
「ぶれない」とは
意固地になって頑固に、決めたことを絶対に変えない
というのとは違います。
方法は切り替えてもいいんです。
自分の核になるものさえ動かなければ。
ちなみに私のお手本となるような・・・
今でもとても尊敬している人なのですが
その人は、保護犬を救う活動をアメリカでされている方です。
とてもバイタリティーにあふれ、強くて、
確固たる自分の哲学を持って
たくさんの犬たちを救っています。
彼女の核にあるものは「犬の幸せ」です。
それを核にすると、
全てのものがぶれなくなるんです。
もちろん、いろんなことやいろんな変化が日々あります。
でも、どんな出来事も判断も
その核を中心にすると、あっさりと答えが出るんです。
わかりやすく、例えば
「受験」とか何かの試験に置き換えるとわかりやすいと思います。
（期間限定のほうが、わかりがすいからです）
受験、つまり合格したい、という核があれば
全てのものはそれを中心に回りますよね。
何の本を読もうか・・・合格に必要な本を
遊びにいこうかな・・・試験が終わるまでは勉強しよう
どの友人と会おうかな・・・勉強を教えあえる友人と
何を食べようかな・・・試験のために体調が崩れないものを
神社でなにをお祈りしよう・・・合格！
などなどなどなど
一生、と思うと一生遊べないの？無理！なのでぶれる！と
思いがちですがｗ
期間限定、と思うとわかりますよね。
でも考えてみたら
人生そのものも 期間限定なんです。
だから結局同じことなんですけどね・・・。
しかし
その「核」となるものを決めたつもりなのに
そこがぶれてしまう。
英語を勉強しようと思ったけど続かない・・・
だから
アロマについて学び始めた、けど続かない・・・
だから
ジョギングを始めてみた、けど続かない・・・
だから
家をすごくきれいにして、おうちカフェにしよう・・・
起業しよう、そのために勉強しよう
ホームページをつくろう
などなどなどなどなどなど
もし
あなたが
自分の核がぶれてしまう、と感じていたら
それはそれがあなたの「核」ではなかったということです。
そもそも自分の核に
まわりで流行っているから、とか近しい人が成功したから、
というような理由で
自分が譲れないほど好きでもないものを据えるからぶれるのです。
他の誰がが譲れない、大好きなものであっても
それがあなたの核であるとは限らないからです。
自分の本当の「核」。
それをつかめば、ぶれようがありません。
私は運よくそれを見つけたので
すごくわかるんです。
それに至るまでにいろいろいろいろ回り道したし、
それが自分の核だったらよかったのになあ、と
今でも思うようなものもあります。
けれど
例えばゴッホが、絵を描かないと死んでしまう、
というように
それを欠いては生きる意味がないようなこと
かどうか考えてみれば
答えは自然に出るのではないでしょうか。
なりたいもの、と自分が心の底から欲しているものが
同じ人もいるでしょうから、
そうであればいいのですが
多分もっと概念的なものだと思います。
例えば
「学校の先生になりたい！」ではなく、
「教育に携わりたい」というような感じ。
学校の先生、という部分はぶれてもいいわけです。
核である、教育に携わる、であれば学校の先生以外でも
いくらでも携われますから。
いかがでしたでしょうか。
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