ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

自分に素直になる

ロゴスの小径へようこそ。

自分に素直になろう、とかよく言われますが

実はすごおく難しいです。
なぜなら、それをすると周りとの摩擦があるからなんですが


自分に素直になる、ってどういうことでしょう。

私の場合は、このブログを始めた、つまり
学びを始めたころからでしょうか

人生も多分もう残り半分ですし
自分の感情や考えに極力素直に従おうと決めました。

それは、
自分が楽しい、と思うことだけする
ということですが、それはなかなか難しい。

なので
自分が楽しくない、と思うことはしないことに決めたんです。

もちろん仕事とかしたくなくてもするしかないですよ。
家事なんか仕事より嫌いだしw

でも、人って案外
楽しくないのに楽しさを装って時間を使っていることがあるんですよね。

例えば


私は、レストランのサービスなんかで、
誕生日のお客さんにハッピーバースデーをうたう あれ、
嫌いなんですよ・・・

前も書いたと思いますが。

勝手にやってくれる分にはいいのですが


昨夜なんかもそうだったんですが、
制限時間のある飲み会なんかで

いきなり照明が消えて、
皆さんも一緒に歌ってください

って

いったい何の権利があって、時間制限の中の5分を勝手に使うのか

歌いたくもない歌を強要するのか



えー、そんなこと言わないで
ちょっとなんだし歌ってあげればいいじゃないですか

思いますよね、きっと。


だから誰もがそれをしてあげるわけですが


その人たちの顔を観察すると


そんなにうれしそうに楽しそうに心からその他人を祝っている人がいるようには
全然見えないんです。


みんなやるしやっとくかー


みたいな感じですよほとんどが。


そのとき、楽しくもないのにうっすら笑って
手拍子したり拍手してね。


私はそれを、怖いと思いました。


人生の貴重な5分を
それに費やすのが。


一番怖いのは、自分が楽しんでいないのに
楽しんでいる風を装うという状態です。


それを強要されるような状況、例えば店員さんとかであれば
理由があるのでいいのですが

そんな理由がないというのに!


歌う歌わないではなく

それを、なんとも思わないということ自体に
嫌悪感を覚えてしまうのです。


さらに言えば、
歌われている人が子供で大喜び、であればまだしも
歌われている本人も大人で

むしろ気まずい感じが伝わってきたりして

心からうれしくてしかたないようには見えないんですよね・・・



ちなみにもちろん、うれしい人はそれでいいんですよ。

そのこと自体を批判しているのではないのです。

袖触れ合うも他生の縁、
一期一会。

見ず知らずの他人の誕生日を
心から祝うことで心がほっこりしたりして

いいな〜〜と思う人は
それでいいんです。

それが楽しいんですから。


肝は、それを自分が本当に楽しんでいるのかどうか

だと思います。


私はちっとも楽しくない。
だから

歌わずにケータイいじるかトイレいきますw

本読みたいくらいですが暗くされるので読めないしw



そんな風に考えてみると

実はたいしておもしろくもないテレビを
薄笑いで見ている自分、

おもしろくもない漫才に
笑っている自分

おもしろくもない友達の話に
時間を費やしている自分


そんなのに気づけます。


自分を見つめてみると、
自分が心から楽しんでいるのか
そうでないのかは明白です。


なのに、そこを見ないで
うっすら楽しんでいるふりをする・・・



自分に素直に生きるのに、まずできることは

楽しくもないのに楽しさを装って周りにあわせたり
自分を偽るのをやめることのように

私は考えています。


レストランで、他人の誕生日に

あのひと歌わないね、大人げないね、といって歌わない人を批判して
歌いたくもない歌を歌うような群れを「弱者」と呼ぶんですよね。


なので、歌いたくて歌っている人は弱者じゃないんです。
わかります?この違い。



これに限らず、自分に甚大な被害、つまり
生きるか死ぬかとか仕事にかかわることでない限り

私は自分の楽しくないことをしないことにしています。

はじめはそれでもなかなか思い切れないんですが


そういえばいつの間にかなんでもなくなっていましたw


なんなら

あのひと歌わないね、という非難の目に
にやりとしてしまうくらいですw(やなやつー!!!w)


今度、そういう場面に出くわしたら
ぜひ自分を見つめてみてくださいね。

本当にそれ、楽しいのか、を。




いかがでしたでしょうか。

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