ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

「誰かのため」?

ロゴスの小径へようこそ。

先日書きましたように、
自分の行き先
について考えます。

まだ答えはありません。
なので、他の方のブログなどのように

「●●すべきです」のようなはっきりしたことは言えず

むしろ悩みつつうねうねと書いています。

思考するってそういうことだと思っています。

誰かに、「こうだよ」と言われて
それをそのまま実践、してみても

結局三日くらいしか続かないなら意味ないですしw


ただ、気づくことに気づく
ということは全てのきっかけになるので
とても重要だと思います。

そのきっかけを与えてくれるような人は
これまた人それぞれなので
自分で見つけるしかないですが。


このブログに何か感じてくださる方はかなり少数派だと自覚しておりますがw

「皆が言うことが正しい」

というわけではない


ということを
ずっと話してきたような気がしています。


それは自分もある意味「騙されて」来たからです。

騙されるのは自分が馬鹿だからなので誰のせいでもないのですが。


皆の言うことが正しいというわけではない。

もちろんその方が正しい場合もあると思います。
皆の言うことは正しくない、というわけではないんです。


自分で見極めが必要だということですよね。


見極めるためには
それを計るための、目安となるようなものが
必要になります。


それを持っていないと

ただただ自分のなんとなく、の感覚で
人生を選択していくことになります。


なんとなくいいから 流行りの服を着よう、
なんとなくいいから 流行りの映画を観よう

自分で決めているようで
実は決めてないんですよね・・・。



私の場合はそれを決めるための目安を
必死になって学んでいるという感じです。

実際学びだしてすでに世界は変わりました。
ものすごく、です。


とはいえもちろん
別にいいんですけどね、自分で決めてる「つもり」で
やんわり生きても。
人それぞれなんで。

私はそういう人を見ると、
かつての自分を見るようで
「かわいそうだな」と思ってしまいます。

が、そういう人たちも私を見て、
「かわいそうだな」と思っていると思いますw



さて何か目的を探す、とか
そういう状態の時って必ず

「自分のためでなく、誰かのために」


みたいに言われますよね。

私も以前はそれを採用wしてましたし


でもそれって、本当なのかな・・・?


キリスト教でいう
隣人愛
から来ていると思うのですが

隣人愛

って隣の人を愛せばいい=人のためになること


なんて短絡的な話ではないです。


平たく言ってしまえば

人間なんか自我のかたまりですよ。

人のため、なんて言いながら
実際そんなことできる人はなかなかいません。


だって、あのマザー・テレサでさえ
人のためにやってるんじゃない、と
話されているんですから。

彼女以上の活動をして初めて「人のため」と思うと

そうそう実現できるものではないと思うんですが。

ちなみに人のため、って


自分が好きな人とか家族とか
そういう話じゃないですよ。

それはひいては自分のためなので。


無条件に他人をそうそう人は愛せません。



キリスト教では(いろんな解釈があるのかもしれませんが、
私が大学の宗教学で習った範囲です)

人は簡単に他人を愛せない

だからこそ、

神を愛するんだそうです。

神を愛するとは、どういうことかというと
隣人を愛することなんです。


神を愛するということは
自分を愛するようなものですから


結局隣人を愛せば
世界全体に愛が広がることになりますよね。



そしてそれって実際現実的だと思います。
「誰かのため」と言うだけで
誰かのためになるわけがありません。


だから、

誰かのため

から始めると


考えてるうちになにがなんだかわかんなくなっていっちゃうんですよねえ・・・

だって誰かのため、って

ボランティアに尽きると思うし。


そのボランティアでさえ
自分のためだと言われるわけで。



誰かのため

から始めてみたものの



なんだか楽しくなかったり
うまくいかないときは


自分のため

から考え直してみるのはどうでしょうか。



案外難しいですよw



でも、それが誰かのためになるかどうかは
もっとあとで考えればいいんだと思います。


まずは

徹底的に自分のため


から。




うん、今日のところは私はここから考えてみたいと思います。


皆さんも一緒に
考えてみませんか?


ちなみに、仕事だけの話ではないです。
自分の生き方の問題なので。



いかがでしたでしょうか。

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