セルフ・コントロール
ロゴスの小径へようこそ。
このブログを始めたとき、セルフ・コントロールのカテゴリを選んだのは
自分で自分の感情をコントロールできないと
生きるのが苦しいと思ったからです。
哲学その他の学びから
世界の中心が自分でないことを遅まきながらｗ知って
もちろん感情の起伏はありますが
それでも少し間を置いたり
リアル友達限定のSNSなんかにだーーっと書いて吐き出すと
もうそれでけろっとするくらいには
なりましたｗ
しかし反対に私は気づいてしまったのです。
生きている間をイキイキと精一杯、と
思っているのに
そしてそうして生きているのに
どこか虚しさを常に内包しているということに。
私をみれば、ほとんどの人が
そんな内面を抱えているとわからないと思います。
コミュニティなんかもすぐに立ち上げて
仲間を作って集まったり
そういうタイプの人、いるじゃないですか。
それが私。
ふざけたことばっかり言ってるし
人を笑わすの大好きだし
まあ実際はまわりはどう思ってるのかなんて知らないし
知りたくもないけどｗ
少なくとも自分からみた自分はそんなような立ち位置でした。
でもそれは
自分の根っこにある虚しさを
覆い隠すために
いや違う。
そうする以外ないというか。
虚しい、死にたい、と欝々と過ごす人もいるのかもしれない。
どちらが楽で
どちらが自分を生きることになるのかわからない
だけどとにかく私は
精一杯虚勢を張って
楽しんで、もしくは楽しいと自分に言い聞かせて
生きてきたんです。
それを見て
それはよくない、自分に素直に生きなさい
なーんて人は
実存的な人です。
人生は虚しくなくて、精一杯生きている人。
楽しいだけとは言えないかもしれません。
苦しい人生かもしれません。
でも虚しくはない。
根底に虚しさを内包する病にかかっている人は
苦しいわけでも不幸なわけでもなくて
普段は普通に元気に生きていて
にもかかわらず
なぜか
消えたい（死にたい、とまでは思わない）
と思ってしまったりする人。
そういう人にとって
自分に素直に、と言ったら 消えたい
になっちゃいますねｗ
徹底的に生きることを肯定している、とされています。
このあたりがよくわからなかった。
ニヒリズムを乗り越えて、生を肯定した、
なんて解説もあるので
んな簡単に乗り越えられるの？
キルケゴールの、死に至る病を
神無しでどうやって帰結させるようなものです。
ニーチェは神を否定したので。
（とはいえ、やはり神みたいなものを想定していますが。
それに、ニーチェは仏教思想を知っていましたので
「空」みたいな思想をある程度理解していたのでは？という
説もあります。）
それも、少しわかったような気がします。
徹底的に自分の人生を否定する、せざるを得ない。
自分の過去を後悔しつつ生きると
（ニーチェは晩年まで、学士論文による失敗を後悔していました）
結局どんどん遡って
生まれてきた後悔に行きつく。
けれど、生まれたことは自分では選べないので
後悔しようがありません。
芥川の河童じゃないんだしｗ
だから後悔を解消するには
自殺するしかない。
でも、それができないなら
肯定するしかないじゃないですか。
・・・というあたり、
前にも書いたし、同じように考え付いてはいたのですが
今回は本当に理解度が深まったというか
相変わらずお気に入りの信州読書会さんの
コンテンツはいろいろなことに気づかせてくれます。
悩みと向き合いだしてほんの数日
まさかここまで気づけるとは・・・とはいえ
長く考えたからわかるってもんでもないですし
偶然にも自分にピッタリくるお話を聞けたのもラッキーだし
自分でずっと考えてきた部分とリンクしたことも大きかったです。
更にここを追求して思考したい。
哲学って、自分を追求する学問なんです、とどのつまりは。
自分が気になってしかたない
LOVE自分な人が
する学問なのかもしれませんw
しかしです。
セルフ・コントロールとは
感情のお話しだけではありません！
私には科学哲学レポートという目の前の課題があったのです！
いろいろ思考したり
体調が悪かったこともあり、三連休あまり学びが進まず
ほんとうに崖っぷちに立たされてしまっているのですが
いまはそちらをやらないと！
そして来月には試験が二つあるので
芸術論と宗教学。
今の自分の最重要事項をクリアしなくては。
これができるかどうかで、
自分をコントロールできるかに繋がってくると思うんですよね。
一番したいことをするのではなく
一番すべきことを、する。（一生じゃないしね。ポイントポイントでね。）
それができるのが
セルフ・コントロールだとも思います。
それに
感情のコントロールは急にやれと言われても難しいですよね。
でも、
行動のコントロールは本気出せば誰にでもできます。
そして行動のコントロールができるようになれば
感情のコントロールも自然できるようになっていくと思いませんか。
実際、どんなに感情にとらわれるような出来事があっても
すべき仕事があるときには、するしかないですよね。
仕事の間は感情の方も自然コントロールすることになります。
失恋したとき、仕事があった方がむしろ気が楽、といいますがｗ
まさにそんな感じですね。
と、自分に喝を入れてｗ
いかがでしたでしょうか。
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