ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

引き寄せ、を科学すると

ロゴスの小径へようこそ。

私たちの住む世界は、科学的にどのようにできているか。
それは先日書いたこちら
世界を知るということ。
に書いたような世界・・・

と思いきや!

実はそれは、私たちがそう思い込んでいる(信じている)世界でしか
なかったわけです。

ああびっくり・・・

大学で科学を習った人以外は
(そして自力で学べる頭のいい人以外は)

それを信じているだけだということすら知らずに
生きているんですねえ・・・

学歴なんか、
とか言う人がいますが

それは自分で学べる人のための言葉。

お勉強が嫌いだったりする人こそ
学歴というか、学校が必要なんだとつくづく思います。
後者の私としてはw

学校で習いさえすれば
知ってたはずです。

何十年も知らずに生きてきたなんて・・・
まあ、困りはしないのですがw



さて
では実際の世界の在り方とはどのようなもの、と
言われているのでしょうか。

もちろんこれも確固たる真実なんかありませんよ。

この世に確実なものなんか何一つないんですから。

でも、どうやら世界はそのようだ、と言われているのが
量子力学です。

うまく説明できないので
ご興味のある方は検索してみてほしいのですが



私たちは、「世界」って
自分がいてもいなくても確固たるものがそこにあるような
気がしていますよね。

でも
そうとは言えないということがわかってきたのです。

例えばミクロの分子なんかを観測するとき

仮に光をあてて観測機で観察したとしましょう。


すると
分子はあまりにも小さいので
その光や

観測機自体に干渉を受けてしまうのです。


もっとわかりやすく説明してみます。
(安心してください!大学の講義で習った例ですので!w)

温度計で温度を測るときに
本当の温度は測れない、と言われているそうです。


なぜなら
温度計を入れたことで、水の温度が変わってしまうからです。

でも、温度計を使わないと温度は測れません。



ん?とすると
私たちが測れるのは常に
温度計を使った温度、ということになります。

としたら

「本当の」温度


なんか測れないことになりますよね??


水の温度さえ測れないとしたら

「本当の」世界なんか知り得ないということになりませんか?


けれどここですぐに、
本当の世界、ってなんだろうという疑問がわきます。


つまり
人間が観測することで干渉を受けて
「本当の世界」を人間が知り得ないとしたら

もし、「本当の世界」があると仮定しても

人間がそれを知ることに意味があると言えるのでしょうか?



世界は人間が観測するからこそこういう世界だとしか
いえない

つまり、人間込み、で考えると言うのが世界。
それもまた一つの見方です。



このあたり、問いはものすごくたくさんたてられるのですが


ここ数年の流行り(?)の
「願えば叶う」というような「スピリチュアル」本なんかで
よく見かけるアレにつながっているのに気づくと
とってもおもしろいです。



つまり、世界は

自分がいなくても何も変わらず、誰がみても同じ
確固たるものがそこにある

というように私たちは信じていますが


先ほどお話ししたように

人間が干渉したことで、変化してしまう可能性があることがわかりました。


どんな風に変化するのかはわかりません。

それは、可能性、つまり確率でしか表せないのですが


いったい世界は人間にどのような役目を与えたというのでしょう?


もちろん、他の動物が見てもなんらかの干渉はありますよ。
でもそれを観測するのは人間だけです。


人間が干渉することで、変わる世界。


としたら


もしかすると

人間が望むから世界は変わるのでは?

自分が望むからそういう世界に変化するのでは????



というあたりから

例の願えば叶う、が来ていることになります。


もちろんその可能性は否定できないのです。

もしかしたら世界はそうなっているのかもしれません。
だったら願った方が勝ちです。
願うの無料ですしw


おもしろくないですか???



そういう徹底した物理学の世界の可能性から

そんなベースも知らずに話がどんどん変わって

そもそもそんなベースすら知らない人が


願えば叶う、
引き寄せる、

という部分だけを広めて

まあ、伝言ゲームですねw


それで大騒ぎしているのを見ると
思わず笑えます。
笑えますがしかし

原理を知ろうが知るまいが

世界は願えば叶うようにできているかもしれないのです。



とはいえ


これを知ってるからと言って偉いわけではないんですがw

何も知らずに信じ込んで願って引き寄せた!と思って
生きている人の方がむしろ幸せだと言えますし

物理学者たちがものすごいその頭脳で
そこに考えが至って
願うことにしているとしても


結果は同じですもんね。


要は
科学的に分析すると、その可能性がある

というか

神様が叶えてくれるから願いが叶う

というかの差です。

結果は同じと言えますし。



でも知ってしまった人は
もう後戻りはできないですよね。
(ごめん・・・知っちゃった人・・・w)

自分がどんな世界に生きているのか
その好奇心と

世界のありさまを知った時の驚き。


これに快楽を覚えてしまう人は
知ってしまうんでしょうね・・・。


ちなみに量子力学なんか
科学的に証明されていないんだから
ただの理論でしょ、と思うかもしれませんが


実はもう原理はわからないままに
私たちの生活に実際使われているそうです。

例えばデータ送信をするときなんかの暗号化。

その原理は量子力学を応用しているそうです。


つまり、
データをこちらからあちらへ送るだけなら
その数値は同じはずです。

けれど誰かがそれを盗み見ようとしたとすると

「人間の観測」という干渉が起きてしまいますよね。


そこで、確定していたはずの数値が変わってしまうんだそうです。

変わらないはずの数値が変わるので
データが盗み見られたのがわかる、という原理だそうです。


しかしこれ、義務教育で習わないんですよねえ・・・


もちろん今はちょっと検索すれば
すぐに知ることができる時代ですし

賢い子は知ってるでしょう、SFなんかにもすごく出てきますし

そういえばパラレルワールド、もここからきています。
でも、もしあるとしても私たちは知り得ません。

また移動もできません。
それは科学者たちが証明しているそうです。
(頭のいい人ってすごい!)



義務教育まで、しかも物理を選択しなかった人

そして
自力でも学ばないほとんどの人は

知らずに生きてる。

まあ、知ったからって意味ないと言えばないですが


それを教える、教えないを
誰かが決めてるわけですよね。

決めてるのは神様ではなく物理世界の原理でもなく

人間が決めているわけです。


てことは

何かの目論見があるとどうしても思ってしまうんですよねえ・・・

もちろん、経済につながる何か。


学ばない、知らないことで
搾取される側にまわることになります。

知っている人は選べますから。いろんなことを。



でも考えると
知らない人は搾取されていることさえ知らないんですよね。


ということは
それは損でもなんでもない

ということになりますよね。



ならまあ、それでいいのか。





そんな風に
思考って根底の方で循環にどうしても陥りますねw



知っている自分がいいのか
知らない自分でいいのか

でも、知らない自分、ということさえ知らないんだから
知っている自分だ、と思い込んで生きるのも
変わらない、ともいえる。




世界って結局
どう捉えるか、としか言えないものなんですよね・・・。



ところで
客観的な、絶対的な世界は
存在しない、というわけではありません。

そこを述べているのが量子力学(超紐論)です。



すいません、門外漢で説明がいつもより更にアレですが(^-^;



知っても意味がない、とも言えますが
知ると、小説や映画や謎のスピリチュアルwで
原理が使われているのがわかっておもしろいです。

それだけでも人生が豊かになったなと思えます。

子供たちには、こういうことを教えたいなあ・・・
世界を知るということは、世界を楽しむ、ということだと。



いかがでしたでしょうか。

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