ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

自分を見つけるには

ロゴスの小途へようこそ。

自分っていったい何なのか。
自分のことって自分ではわかりにくいですよね。

どうやって自分を知ればいいのか。

その方法は
世界を知ることだそうです。


世界と、自分、って

まったく別のもの、って感じしますよね。

世界という器みたいな「場所」があって

その中に、「自分」というものが存在している、みたいな。

けれど厳密にはそうとは言い切れないのです。


世界がなければ自分は存在しませんよね。

でも、自分がいなくても世界は存在する?


もちろん、他人の死をみるとそんな風に見えます。

けれど、自分が死んだら

自分の見ている、感じている、この世界は存在しません。

(死後の世界が私たちの見ているこの世界と全く同じで、
全く同じ自分が同じところで同じ生活を幽霊みたいにしている、
と定義している人には別ですが。)


自分が消えるということは
世界から自分が消えるということ、でもそれは

自分には知りえません。

そして自分からは
この世界が消える、ということです。

自分と世界は分かちがたくつながっています。


・・・って言われてもピンときませんよね・・・

私もこのことは数年前から
言葉ではわかるけれど、
でもピンときていませんでした。


この約一年、科学哲学を学んで

やっとぼんやりわかってきたのです

「客観的」にみて、世界と自分は別、

世界という背景に 自分という一個の人間がいる

というようにしか思えていなかったのですが


そもそもその「客観的」というのは何か。

自分が死んだら世界は終わりです。

だってもう知りえません。


そして世界がないなら、自分もない。

つまり、「客観的」になんかなれないのです。

だいたい、世界をどう見ているかも
私たちは頭の中に世界を写すように認識していますよね。

見る人によって、同じものも見方が違います。

つまり、厳然たる客観的な、誰がみてもまったく同じもの

なんてありえないのです。


それは「正義」だってそうです。

誰が見ても正しいものが存在しないなんて

子供時代は知りませんでした。



つまり
自分を知るには

世界を知るのがひとつの方法となります。


私はこの3年、世界を少しずつ学びました。

そして

自分を知るのです。

それは、こんな性格だとか

それ以前に


そもそも自分ってなんだ、ということからです。



先日友達に、

なにか面白いことないかな、と言われてハッとしました。


私も同じように生きてきたのです。
つまらない日常をなんとかしたくて
恋をしたり旅行に行ったり。(しかも食べる寝るしゃべるがメインの旅)

でも今は
日々面白いことで満ちています。

それは日々新しい学びがあるからです。

自分が世界を知らなかったことへの驚き。

自分が知っていると思っていた
子供時代に習った知識は今ではもう古かったり(汗


そんなこと知っても意味ない、と思いますよねきっと。

でも

生きて死ぬまでに人間ができることなんか

自分を知るくらいのものです。
つまり世界を知るということです。

こういうのを、子供に教えられたらいいのになと思います。
(自分が、という意味ではなくて)

子供時代にこれを知っていたら世界が広かったはず
つまり自分というものも、もっと大きかったはずです。


世界が、自分が大きければ
日常のどうでもいいことなんか、

ほんっとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーにどうでもよくなります。


もちろんどうでもよくないこともたくさんありますがw

どうでもいいことの方が多いくらいです。

自分がつい一年位前まで悩んでいたことなんかを思い出すと

ばかみたい・・・とつくづく思えます。


どこから学んだらいいのかわからない、という方には
歴史から
と言いたいです。

いえ、その前に

歴史とは何か

からです。


知っているようで知らないんですよね・・・。

それを知っている人と知らない人では
話す内容が全く違います。

そしてそれは全ての知識(といっても難しい知識だけでなく)の
基礎にあることなんですよね・・・。


お気に入りのここちよいカフェの本とか
ケーキの本とか

そういうのを
読書にカウントしちゃいけませんw

自分が広がらないので。


そして
あんなに描きたいものがなくなっていた私が

最近は描くもの
というか
描くテーマみたいなものが

掴めてきました。


それは、うまく言えないのですが
自分の核みたいなものです。

たぶん、
自分をみつけたんだと思います。



いかがでしたでしょうか。

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