ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

人生の転機とは

ロゴスの小径へようこそ。

人生の転機が訪れる、というとなんだかドキドキワクワクしますが

実際は、よおし!転機だ!と前向きな行動から始まるものではなく
むしろネガティブなことが始まりが多いのではないでしょうか。

人間は、現状維持をしたがる生き物だそうです。
(その方が安全だから)

今の、満足で満足でしかたないとは言い切れずとも
ある程度の安定を得ている暮らしから抜け出そうとはなかなか思えないのです。

そんな中で「転機」を迎えるというのは
つまりは、無理矢理そういう状況に立たされた時ですよね。

例えば

失恋したとか
急に転勤が決まったとか
意図せず会社を辞めることになったとか
試験に落ちた
病気になった
家族に何らかの問題が起きた

などなどなどなど

そこから多かれ少なかれ人生設計を変える必要を余儀なくされるので
それは「転機」となるわけです。

転機というと、良いイメージですが

デジタル大辞泉によると、 - 転機の用語解説 - 他の状態に転じるきっかけ。

だそうで、
他の状態に転じるだけです。良いか悪いかはその先の自分の判断次第となるわけで。

ともあれ

ピンチがチャンス、なんてよく聞きますが
気休めではなく本当ですね。

自らを奮い立たせ慣れた職場をやめて転職とか
そろそろつきあいも飽きてきたので別れて次の相手を!とか
大人になってから大学へ通うことにする!とかw


自分で転機を作ることはもちろんできますが
ピンチのときは否応なくチャンスです。

ダイエットしたいーしたいーと言うだけでは転機になりませんがw

健康診断で悪い結果が出て医者にダイエットしなさい!と言われたら
やるしかないので転機となり得ますよね。


まあ、そんなわけで私、
転機を迎えております(笑)


思えばこのブログの更新を怠るようになったのは、定職に就くという転機からでした。
それは「安定した」日々ではあり
しかし自分にはまったくもって「退屈な」日々でもありました。

社員になることが決まった時から
まずいな、違うな、でも断ったらこの安定が・・・と
迷いだした自分に気づき

ああ私

このまま老後までこのたいして好きでもない仕事(デザイン)を続けて

本当にしたい何かはそのままに終わるのか

やりたいやりたいというのは簡単だけれど
そして夢を描くのも簡単だけれど

とはいえ今仕事を辞めて
何ができるのか?

などなどなどなどなどなど

これ、仕事に関係ないような皆さんは
パートナーとか考えてみてください。

本当はこういう人と付き合いたかった、結婚したかった

でもいますぐに別れるほど辛いわけでもない

今度こういうことがあったら別れよう、
いい出会いがあれば別れよう、

とそのまま何年もたって人生が終わるわけですw

まあ、もちろんそれもまた悪いわけではないのですが。

しかしそんな時

突然別れを言い渡されたら・・・。


そうです。私、似たようなことがありました。

社員になることが決まっていたのですが
会社の経営不振により、社員になる前に契約終了となってしまったのです。

私一人ではなく、かなりの人数が(社員を含め)
年内に「整理」されてしまうことになったのです。事務所までも!

それを知ったとき私はすぐに次の仕事を探しだしました。

それも・・・
同じような仕事内容で、長期安定な仕事を。

まあ、しょせん主婦の仕事探しと思われるかもしれません。
好きなものを買うことができなくても、住む場所を失うわけではありません。
けれど、仕事をするということは私にとって自分のアイデンティティに関わる問題でもあるのです。

一刻も早く、同じ状態に戻って
同じような暮らしを続けなくては!!!

はじめのうち、久々の職探しは現実の厳しさもあるものの
楽しくもあったのです。

けれど二週間職探しを続けてみて
10件応募してやっと1件決まるかくらいですと派遣会社の営業さんに聞いていたにも関わらず
そこまで応募することさえできなかったのです・・・

そこで私はやっと、時間をとってゆっくり考えてみることにしました。
そして今更気づくのです。
自分がここ数年のこの仕事を安定という名の上の惰性から続けていたに過ぎず
いつでも不満に思っていたことを。

これは転機なんだ。

もしあのままなら私は、迷いつつも社員になっていたでしょう。
そして定年まである意味砂を噛むように
月曜の朝、会社いきたくねえーーー!と思いながら
生きていたのでしょう。

繰り返しますが、それはそれで悪いわけではありません。

けれど、今の私にはその選択肢を選べない以上

これを転機にできるということなのです。

ダイエットしたいと思いつつ、ついつい甘いものを食べてしまう
禁煙したいと思いつつ、ついつい吸ってしまう

でも、目の前にスイーツやたばこがないなら

ついつい ということができないわけですから

転機になり得るわけですよね。


もし人生を変えたいなら、
大事なのは
ここでしっかり自分に向き合うことだと思います。

そうでないと

慌ててコンビニにアイスやたばこを買いにいっておしまい、
同じような仕事を見つけて職についておしまい、

です。

いえ、考えてそれを選ぶならそれはそれでいいのです。

けれど
自分が本当に望むものは、常に探らないと見えないものだったりするのです。

大人になるといろんな事情でw
人は自分を自分にさえ偽りますから。

まあ、自分を一生うまく騙せたらそれもいいのですが

私のブログを読んでくださるな方はたいてい
自分を騙せていない方ですからw


私は
私のしたいことについて本当に考えました。

そして、したいことや夢なんて
実はないなと思いました。

というのも、夢は数年前まであったのですがw
それは夢でしかないことに気づいたからです。

剣を極めて武士道を貫く生き方をしたくてどんなに腕を磨いても
技術もなにもない兵に、鉄砲で打たれたらそれで終わり

というような状況が(歴女の例えって・・・w)あったように

欲しい夢がいまのこの現代で、能力とか運とか以前の問題で
得られないことがある、ということです。

当たり前といえばあまりに当たり前ですが
この変化が数年のスパンで現代は変わるので
案外人は気づかずに昔の夢にしがみついてしまっていたりするのです。

実際5年ぶりに職探しをしてみると
世界が変わっていてびっくりしましたw

世界情勢だってなんだってそうですよね。
5年前にトランプさんが大統領になるだなんて
一般人でなくても思いつかなかったように・・・。

そんなわけで自分が5年前にちょっとやってみたいと思っていたようなことは
もう今では既に実現が難しいものとなっていたりしたわけです。

求人案内を見ると、「3年以内ブランクOK」などがうたい文句になっていたりしますが
つまりは3年もたつと、もう世間の状態もその人の状態も変わっているという意味です。
3年なんかあっという間ですよね。

しかし
もっと考えてみると

世界や自分の状況が変わったからこそできることもたくさんあります。

ともあれ
自分に目を向けることではじめて
いろんなことがわかってくる、そして転機にすることができるのです。


さて

私にとっては大きな大きな人生の岐路です。

人生は生きて死ぬだけです。だからこそ
「好き」をしないでお金だけを稼ぐ人生になんの意味があるのでしょう??

なんなら仕事をしないで(もちろん家事も)生きていくのが
一番幸せともいえるわけですがw
残念ながらマンションのローンもありますしそれはできない状況ですのでw

岐路に立たされ
失うものがなくなったからこそ、目指せるもの。

これがピンチがチャンス、ということですよね。

このお話はリアルタイムで続きます。



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