ロゴスの小径 〜心の空洞を埋める方法〜

やさしい「哲学」が世界観を変えます。「スピリチュアル」で幸せになれないような気がする方へ。

二種類の「神」

ロゴスの小径へようこそ。

アナタ ハ カミ ヲ シンジマスカ?


結局私たち人類の悩みとは
神様っているの?につきます。

それが証明されれば、死後の世界の問題や
なぜ私たちが存在するのか
その他もろもろが解決されるわけで。

ところで、神様は、大きく分けて二種類があります。

ひとつは、人格神。
人間のように人格をもっている神様ですね。

キリスト教なんかが代表例ですが
日本の古事記に出てくる神々も人格神です。
人間と同じように怒ったり悲しんだりするわけです。

(余談ですが、キリスト自身が、自分を神としろと
言ったわけではありません。むしろ禁止しています。
自分は神ではないから拝むな、と。
紆余曲折あり、神様みたいになっていますが。)

それって神さまなの?変なの・・・

ちなみに日本の古事記
イザナギイザナミの前に
夫婦ではない神々が7代でてきます。

ここまでが、日本本来の神です。

イザナギイザナミ以降は大陸の神話の影響を受けています。
日本古来の神、とか言いますが
それは神代七代、と言われる神だけです。
(生まれてはあっという間に消えていく神様です)

古事記の神々は、大陸の神々ですね。
(いい、悪い、ではありませんが)


天照大御神が日本の最高神、と言われていますが
それは戦後の捏造ですw
記紀の中で、天照大御神が神様に相談するシーンが
でてきます。つまり、「その上の神」が存在するわけですよ。
神の概念ってどうなの・・・・?と思いますが
宗教であれば何を信じようと問題はありません。


さてもう一つは
「哲学の神」と言われるもの。

宗教に興味の無い方にはしっくりくると思います。

これは、便宜上「神」と呼んでいるというだけで、
それが何か、はわかりません。

原理、創始者(クリエイター)
などとも呼ばれますが、
とにかくこの世を創った「何か」です。
それは人格神のような人型のなにかかもしれないし、
宇宙人かもしれないし、
とにかく「原理」と呼ぶしかないものかもしれないし、
無いのかもしれない。

でも、この世を創ったなんらかのもの。

自然神などもこれに含まれます。

これは私にはしっくりきます。
神代七代の神様も、自然神。
この世の原理を「神」と名付けたもので

現代人が通常使う「神」とは別物です。



人格神の方が、いるのかいないのか、と言うのは
現代科学ではいないとされています。
ではなぜ、信者がいるのか?

それは、「信じているから」です。

神様、とはいるのかいないのか、ではなく
信じるもの
という立場です。

いるのかいないのかと考えることすら許されません。

満月の夜に財布を振るとお金が入る
ありがとうと言うといいことがある
手放しすると新しいものがはいる

などなどの、流行のスピも同様です。

本当にそうなの?は関係なく
ただそれを信じて実行しますよね。(している人は)

だから、つまりそれは「宗教」なんです。

疑うことなく、とにかく信じるのが宗教なのです。


信じて幸せになれているなら
悪いことではなく
むしろ羨ましいです。

信じきれていた方が幸せに決まっていますから。


彼らにとっては神が全て。

神が殺せ、といえば殺しも正しいことになります。
それが正しいかどうかは自分で判断することではなく
神の判断に従うのみです。


うーーん。
幸せでなくても。

私はやはり、自分で判断したい。
神が殺せと言えば殺すのではなく。
(だから戦争が終わらないのです。)


神様はいる、と
信じる、とかそういうことを言っているうちはw
本当の信仰ではないとも言えますね。

いるとかいないとか

いえ、もしいないと証明されても信じるのが
信仰です。


信じたいのに信じきれない方は
一緒に死ぬまで追求しましょう。

(本当はいて欲しい、と心から思っているのですが)



いかがでしたでしょうか。
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